話して身につけるドイツ語
AIパートナーとドイツ語で話し、パン屋、仕事、雑談のロールプレイを練習して、話した内容へのフィードバックを受けられます。iPhoneとAndroidで無料。講師の予約も不要です。
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ドイツ語を学ぶ人の多くは、メニューが読めるようになってからも、長いあいだ、そのメニューを見て注文することができません。文法は本で学べます。でも、「ich hätte gern einen Kaffee」(コーヒーをお願いします)を、正しい語尾で、少し急かされる中で声に出して言うのは別のスキルで、話すことでしか身につきません。このページでは、StudySesでのドイツ語の練習の様子、最初に選ぶロールプレイ、ドイツ語を話すのが難しい理由、そして現実的にどのくらいかかるかを紹介します。
最初の会話
StudySesでの最初のドイツ語の会話は、実際にすることになる会話にしましょう。定番はパン屋です。セリフが短く、流れが予想しやすく、しかも冠詞と格の問題が最初から含まれています。パン屋のロールプレイでは、たとえば次のような会話ができるようになることを目指します。
| 話す人 | ドイツ語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| Verkäuferin(店員) | Guten Morgen! Was darf es sein? | おはようございます。何になさいますか? |
| あなた | Guten Morgen. Ich hätte gern zwei Brötchen und ein Stück Apfelkuchen, bitte. | おはようございます。小さな丸パンを2つと、アップルケーキを1切れお願いします。 |
| Verkäuferin | Gern. Sonst noch etwas? | かしこまりました。ほかに何かございますか? |
| あなた | Nein, danke. Was macht das zusammen? | いいえ、けっこうです。全部でおいくらですか? |
| Verkäuferin | Das macht vier Euro zwanzig. | 4ユーロ20セントです。 |
| あなた | Hier, bitte. Schönen Tag noch! | はい、どうぞ。よい一日を! |
学びが起こるのは、回答へのフィードバックのところです。「ich hätte gern ein Apfelkuchen」と言うと、Kuchenは男性名詞で、目的語は対格になるので「einen Apfelkuchen」になる(または、上の例のように「ein Stück Apfelkuchen」と言えば、この問題を避けられる)と示されます。「ich möchte zwei Brötchen」と言えば、それも正しく、「ich hätte gern」より少し直接的な言い方だと教えてもらえます。話す、ドイツ語を話す人ならどこを変えるかを見る、もう一度言う。このくり返しが、AI会話練習の方法のすべてです。
最初に選びたいロールプレイ
まずは、1か月以内に実生活でそのまま使うセリフが出てくるロールプレイから始め、そのあと、長めの答えが必要なものに進みましょう。StudySesのロールプレイのシナリオは、旅行、仕事、日常生活のグループに分かれています。ドイツ語なら、最初は次のシナリオがおすすめです。
- 旅行 · パン屋で注文、数量、支払い。そして、注文するすべての名詞につく対格の冠詞。
- 旅行 · 電車の切符を買うNach、von、um。ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)の窓口で必要な前置詞と時刻の言い方。
- 仕事 · 会議で自己紹介をするSieの形で、自分の役割と取り組んでいる仕事を話す。ドイツのどの職場でも、最初の1分はこれです。
- 仕事 · 電話に出る分離動詞を実際に使う:anrufen(電話をかける)、zurückrufen(折り返し電話する)、durchstellen(電話をつなぐ)。
- 日常 · 近所の人と話す天気、建物、週末についての雑談。Sieからduへの切り替えも。
- 日常 · 病院で与格を使って症状を伝える(mir ist schlecht=気分が悪い、mir tut der Kopf weh=頭が痛い)。
ドイツ語を話すのはなぜ難しいのか、練習でどう変わるか
ドイツ語を話すのが難しいのは、主に、文法をその場で使いこなさなければならないからです。一方で、語彙が英語に近いので、理解するのは簡単です。話すときに言葉につまる原因のほとんどは4つの特徴にあり、どれも同じ方法で改善できます。考えて選ばなくても済むようになるまで、その構文を声に出して言うことです。
4つの格と3つの性
ドイツ語の名詞にはすべて性(der、die、das)があり、冠詞は格によって変わります。たとえば「その男性」は、主語ならder Mann、目的語ならden Mann、多くの前置詞のあとではdem Mannになります。読むときにはこれを解読する時間がありますが、話すときにはありません。練習が効くのは、よく使う型が少ないからです。「ich hätte gern einen/eine/ein…」「mit dem/der…」「für den/die/das…」などです。パン屋で50回注文すれば、対格は規則ではなく習慣になります。
動詞は最後にくる
ドイツ語の従属節では動詞が文末に移り、現在完了形では過去分詞が文末にきます。「Ich kann nicht kommen, weil ich morgen arbeiten muss」(明日は仕事をしなければならないので、行けません)、「Ich habe gestern ein Buch gekauft」(昨日、本を1冊買いました)のようにです。英語から訳しながら話す人は、動詞を置く前に文が終わってしまいます。会話の練習は、問題集よりも早くこれを直せます。口を開く前に節全体を組み立てる必要があり、回答へのフィードバックで、動詞がどこにくるべきだったかが正確にわかるからです。
分離動詞
anrufen(電話をかける)、aufstehen(起きる)、einkaufen(買い物をする)のような動詞は、主文では二つに分かれます。「Ich rufe dich morgen an.」(明日、きみに電話するね)。前つづりが意味を持っていて、しかも最後にくるので、聞く人も話す人も、文を最後まで頭の中に保っておかなければなりません。電話と買い物のロールプレイにはこうした動詞がたくさん出てくるので、上の一覧に入れています。
Sieかduか
ドイツ語には、改まった「あなた」(Sie。動詞は3人称複数の形)と、くだけた「きみ」(du)があります。選び間違えると、文法の間違いというより、人づきあいのうえでの失敗になります。ロールプレイなら、だれの気分も害さずに両方の話し方を練習できます。パン屋と会議ではSieで、近所の人とは、duで話そうと言われたらduで話します。
ドイツ語を身につけるには、どのくらいかかりますか?
ドイツ語には、スペイン語やフランス語よりおよそ3分の1長い時間がかかり、日本語や中国語よりはずっと短い時間で済むと考えておきましょう。米国のForeign Service Institute(FSI、外務職員局)は、政府職員を仕事で通用するレベル(professional working proficiency)まで育成している機関で、その言語の難易度リストでドイツ語をカテゴリーIIに入れています。話す・聞く力でILRレベル3に達するまで、フルタイムの学習で約36週間、授業にして828時間です。スペイン語やポルトガル語などのカテゴリーIの言語は24〜30週間、中国語などのカテゴリーIVの言語は88週間です。
- カテゴリーIIFSIの4つのカテゴリーのうち
- 約36週間ILR 3までのフルタイム学習
- 828授業時間(FSIの見積もり)
これは、フルタイムで学ぶ人の授業時間です。1日20〜30分話す人に置きかえると、次のような目安になります。注文する、道をたずねる、パン屋で困らない、というところまでが数週間。自分の1日や仕事について、ゆっくり会話できるまでが数か月。頭の中で訳さなくなるレベルまでが2〜3年です。毎日話すことで特に短くなるのは、最初の二つの段階です。この段階で壁になるのは語彙の量ではなく、少数の型をどれだけすらすら使えるかだからです。
講師、言語交換、教科書、それともStudySes?
ドイツ語のすべてを一つでまかなえる方法はありません。正直に比べるなら、それぞれが何に向いていて、お金、スケジュール、気持ちの面でどんな負担があるかを見ることになります。
| 人の講師 | 言語交換 | 教科書・講座 | StudySes | |
|---|---|---|---|---|
| ドイツ語で話してくれる | はい | はい | いいえ | はい(AI会話パートナー) |
| 話したことを直してくれる | はい、詳しく | ときどき、気軽に | いいえ | 回答へのフィードバック |
| 夜11時に10分だけ使える | まれ | まれ | はい | はい |
| 文法を体系的に説明してくれる | 頼めば | いいえ | はい | 文法レッスンあり(本格的な講座ではない) |
| 間違えたときの恥ずかしさ | 多くの学習者にとって大きい | 大きい | なし | なし |
| 文化的な判断(Sie/du、地域の言葉) | はい | はい | 一部 | 一部 |
| 費用 | 1時間ごと | 無料(時間はかかる) | 一度の購入 | 無料(オプションのアプリ内課金あり) |
多くの学習者にとって理にかなった組み合わせは、体系的な知識は講座や教科書で、毎日の話すくり返しはStudySesで、そして週に1回か月に1回、アプリでは判断できないことを講師や交換パートナーに確認してもらうことです。毎日の練習を続けるコツは、ひとりで外国語のスピーキングを練習する方法(英語)で紹介しています。
StudySesにできないこと
StudySesは、ドイツ語をゼロから体系的に教える講座ではありません。スピーキングのレッスン、文法のレッスン、フラッシュカードつきの単語学習機能はありますが、ロールプレイは、短い文ならすでに言えることを前提にしています。発音やアクセントの採点もしません。音声付き発音ガイドはありますが、フィードバックの対象は話した内容で、「ch」の音がどう聞こえたかではありません。人の講師によるライブレッスンはなく、レベル(A1〜C2)の認定や、ゲーテ(Goethe)やtelcの試験対策もありません。オフラインで使えるのは、ダウンロードしたレッスンだけです。
1日10分から始めよう
ドイツ語では、週に一度の長い勉強より、毎日の短い会話のほうが成果につながります。難しい部分(格、動詞の位置、分離動詞)は、知識ではなく習慣だからです。ロールプレイを一つ選び、考えなくてもセリフが出てくるまでくり返したら、上の一覧の次の目標に進みましょう。ロマンス諸語も学んでいるなら、フランス語のページで、同じ方法がまったく違う種類の問題にどう取り組むかを紹介しています。StudySesを無料でダウンロードして、今日、最初のドイツ語の会話をしてみましょう。
StudySesを無料でダウンロード
StudySesには、9言語のAI会話パートナー、実際の場面を想定したロールプレイシナリオ、IELTSスピーキングのパート1〜3の練習がそろっています。iPhoneとAndroidで無料(任意のアプリ内課金あり)。
よくある質問
話すだけでドイツ語は身につきますか?
ドイツ語の会話は、主に話すことで身につけられます。ただし、インプットも必要です。語彙、4つの格、動詞の位置の規則は、どこかで学ばなければなりません。現実的な分担は、規則は講座や教科書で学び、それを考えなくても使えるようになるまで、StudySesのAI会話パートナーのような話し相手と毎日使うことです。
ドイツ語を身につけるには、どのくらいかかりますか?
米国のForeign Service Institute(FSI)は、ドイツ語をカテゴリーIIに入れています。話す・聞く力で仕事で通用するレベル(professional working proficiency)に達するまで、フルタイムの学習で約36週間、授業にして828時間です。1日1時間なら、しっかり会話ができるレベルまでおよそ2〜3年です。旅行で困らないレベルはそれよりずっと早く、毎日話す練習を続ければ数か月で届くことも多いです。
英語話者にとってドイツ語は難しいですか?
ドイツ語は、英語話者にとって中くらいの難しさの言語です。語彙は英語に近いのですが(Haus=house、Wasser=water、trinken=drink)、4つの文法上の格、名詞の3つの性、そして従属節で文末に移る動詞のために、読むことより話すことのほうが難しくなります。FSIはドイツ語を、スペイン語、フランス語、ポルトガル語より一つ上のカテゴリーに位置づけています。だからこそ、ドイツ語では、これらの言語以上に話す練習が大切なのです。
ドイツ語のスピーキング練習に一番いいアプリはどれですか?
一番いいのは、ドイツ語の完全な文を自分で言わせて、どこが間違っていたかを教えてくれるアプリです。AI会話パートナー、実際に出会う場面のロールプレイ、回答へのフィードバックの3つがそろっているかを確かめましょう。StudySesはドイツ語でこの3つすべてに対応しています。Pingo、Speak、Duolingoとの違いはAIスピーキングアプリの比較(英語)で説明しています。
Sieとdu、どちらを先に覚えるべきですか?
知らない人と話すとき、店や職場でドイツ語を使うなら、Sieを先に覚えましょう。耳にするのも、あなたが使うことを期待されるのも、Sieだからです。友だち、家族、そしてduで話そうと言ってくれた人(「Wir können uns duzen」=「おたがいduで話しましょう」)とは、duに切り替えます。パン屋とルームメイトとのおしゃべりのように、両方を扱うロールプレイなら、恥ずかしい思いをせずに切り替えの練習ができます。